ましろ色シンフォニーその2

なんで紗凪ルートが無いんだー

4時間ほど前の不満とはまさしくこれで、今作品最大のマイナスポイントといっても過言ではないかと思うわけですよええ。とまあこれは後ほど。


シナリオの進め方もすごい丁寧で、主人公の性格のせいもあるのでしょうがもうホントに感情・状況描写が細かい(というか新吾がよく気づく)、シナリオ量に対して話を詰め込みすぎず、消化不良感になることも無く非常に安定して楽しめました。

悪く言うと起伏に乏しかったかも?まあ各ヒロインルート内でも色々あったりしてみう先輩ルートはそれこそが大問題だったりもするんですけれど。アンジェルートは特に起伏に乏しかったかもしれないです。

桜乃ルート

義妹ルートって基本的に話作るのが難しいと思うんですよね。なにぶん初期設定家族ですから。
が、この作品の義妹キャラである桜乃ルートは前述の安定感のおかげでかなりいい話に仕上がっていたな、と感じました。まあ今までごみがやったことあるタイトルだと義妹ルートは大体安定に走る傾向があったような気がしなくもないんですが。

みうルート

正直みう先輩はどうでもいいんですが紗凪が不憫すぎます。個人的に登場キャラで一番好きなキャラだったのでなぜ攻略できない(いやそれは分かってたんですけどこの扱いだとは知らなかった)、っつーかブランコに乗りながら雨に打たれてるCG、主人公との思い出を回想、とか完全に切ないんですけど。

他のルートとは違い新吾が部活に入るので必然と紗凪との絡みも多くなり、紗凪の新吾に対する気の持ちようも大分違うわけです。そこからの仲良くなっていく描写、新吾を好きになっちゃう流れの描き方は素直にすごいと思いました。
が、他のヒロインの行動にはよく目に付く新吾ですがなぜ紗凪に対してだけはそこまで鈍感なのか本当によく分からなかった。
それに極めつけはあれですよ、喘息なのにも拘らず主人公と同じ名前の猫を飼い、その猫と離れ離れになってしまったもう片方の猫(名前はミウ)に会わせる為に雨の中頑張って走るも部室の中では新吾とみう先輩がちゅっちゅしてたとか切な過ぎました。

で、最後は笑顔で祝福。健気過ぎて泣けたー。これをやられて紗凪ルートが無いというのは本当に新手の拷問なんじゃないかと思いましたよ。

ちなみにこのあとのみう先輩ルートは普通でした。きっと紗凪フラグが完全に折れた時点でごみのHPは0だったからでしょう。特に何の感想も抱かずでしたw

ファンディスクが出るなら紗凪にもっと光を当ててあげてください・・・。

お気に入りキャラ

は良くも悪くもみうルートの力で
紗凪>桜乃>アンジェ>愛理>みう
ヒロインじゃない子が一番好きだなんてのが初めてだったのでここまでの衝撃だったのかな。みうはなんていうか最初から最後までもうさよなら状態でした。
ちなみに攻略順は愛理→桜乃→アンジェ→みうとまあ普通にいったのですが。みうルートはやらねーほうがいい気がしたw