彼女は高天に祈らない
彼女は高天(そら)に祈らない -quantum girlfriend-
- 出版社/メーカー: エスクード
- 発売日: 2011/11/25
- メディア: DVD-ROM
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んーあー・・・
久々に感想なぞ書こうかと思ったんですけどこうもほめる部分が見当たらないタイトルだとどう書いたらいいか分からないね・・・。
とりあえず、期待は裏切られた。
戦闘システムは
はっきりいってあかときとほとんど同じ、相手を後ろに下げるか下げないかの違いです。
あかときはまだ脱衣しますよ!っていう押しポイントがあったし、ぶっちゃけクルくるみたいではあったけどエスクードからでるタイトルでは初めての戦闘システムだったのでかなり楽しめたのですが・・・敵もなかなかに強くてしっかり組み立ててコマンド選ばないとすぐにボコられますし。
こちらだと一転、敵は正直適当にやってりゃ倒せるレベルです。ラスボスですらたいしたことない。きついのは共通ルートのタケと二人のミナカタ戦くらいでしょうか。ちなみに1週目でタケとワカに神命酒極覚えさせて2週目でセットしとけば倒せます。
みそぎも全員スピード重視にしとけばいいです。
このタイトルでは、能力上げ、バトルは結構大事な要素だと思うんですが、その肝心のバトルやステ上げもただの作業になってしまえば何の面白みもなくなるのは当然。プリスター、あかときとかなり面白いシステムの作品が続けて出ていただけにここに来て突然手を抜いたとしか思えない出来でした。ホント4週目がつらかった。
シナリオ
ラストエピソードの中盤までまったくシナリオが同じといういつもの方式。よって必然文章量も少なくなります。それなのにルート分岐は狙っていかないといけないから周回プレイがだるくなってしまう、あの戦闘システムだし!
肝心の内容ですが、起伏に乏しいって言うかこれまた読んでると飽きそうになってしまう。ひとつひとつの区切りが短かったのでまあそこはよかったですね、飽きなくて。大禍津神と赤アフロの2人はいいキャラでした。4ルートの中ではこの二人がメイン敵となっているウズメさんルートが一番面白かったですよ。個別ルートが短いので1箇所上げるとそれですべてな気がするので書きづらいんですが。
☆☆
何より戦闘システムの手抜きが酷いなと感じました。
もともと普通のADV+αで何か仕込んでくるのが売りのブランドだと思っているのでその+α部分がへっぽこだとそこに期待していたプレイヤーはがっくり来ちゃいますよね。処理落ちもひどかったし。これはPCスペックのせいかもしれないのでなんとも言えないんですが・・・。
ちなみにBGMもあかときみたいでなんだかなぁ・・・でした。作ってる所一緒だったかな?